about

音楽のように、
見えないものを感じて幸せを実感する。
あとひとつ足りなかった何かが瘉される。
昨日までの自分も今日の自分も、もっと好きになる。

私たちの考えるスピリチュアル

世間一般的に「スピリチュアル」は、占いやオカルト、宗教など含む言葉として広く使われています。目に見えない霊的・精神的なもののことを指しますが、「目に見えない世界」とは何なのでしょうか。

私たちは日々生きていく上で、時に辛いこと悲しいことを経験します。そして「なぜそんなことが起こってしまったのか」と理由や原因を考えますが、なかなか答えが出ないことがあります。一般的な世間での答えはあるけどしっくりこない、受け入れられない、なんとなく違う気がする。

でも例えばそれを、前世での出来事や高次の存在、宇宙の影響のような「目に見えない世界」のせいにすることができれば、なぜかスッと心が軽くなるかもしれません。そんなファンタジックな物語の世界を通して、受け入れがたい自分の過去や心の叫びを受容し、癒すことができるのだと思います。

サプリみたいにヒーリングする

ヒーリングとは英語のHeal=癒すという言葉に由来していますが、私たちがここでいうヒーリングとは「癒しの力」のことを指します。例えば、おばあちゃんが握ってくれたおにぎりを無性に美味しく感じたり、友達にポンと肩を叩いてもらったことで救われた気持ちになったことはありませんか?

私たちはひとりひとりが生まれた時から「癒しの力」を持っていて、日々いろんな場面で他人や自分自身を癒しています。また、多くの人はその力を無意識で使っていて、自分では「そんな力はない」と思っています。しかし、その力を自覚しさらに高めることができれば、現状のさまざまなことに対する不安や不満を解消することができると私たちは考えています。

ヒーリングエネルギーが直接あなたの問題を解決するのではなく、あなたがすでに持っている「癒しの力」を補助するという役割だと考えていただければ幸いです。体に必要な栄養素を補うサプリメントのように、心のサプリメントとしてヒーリングエネルギーを活用していただければいいなと思っています。

プロジェクトに対しての思い

なんだか怪しく聞こえてしまう「スピリチュアル」「ヒーリング」を、あなたに自分自身で見極めてほしい。そして、もっと気楽に、幸せな気持ちで生きていくために役立ててほしい。という気持ちからこのプロジェクトはスタートしました。

私は生まれた時から「目に見えない世界」に真実を見出している大人たちに囲まれて生きてきました。熱心な宗教家の祖父母とスピリチュアルティーチャーの両親も、みな同様に、苦しく辛かった過去が「目に見えない世界」によって救われ、その世界と深い関わりを持って生きることを自分の使命だと悟った人なんだと思います。

しかし私にとって、そういう世界は”ただいつもそこにあったもの”にすぎません。むしろ私たちが体を持って生きている以上、不確かなものに頼らず目に見える現実の世界の中で試行錯誤していくべきだと思っています。ただ同時に、この世には自分の力だけではどうにもできない困難なことが存在していて、例えばそれを、神の力や不思議なパワーで解決できるという現実も知っています。

だとしても、今はまだスピリチュアルに対しての理解が乏しい現状です。それらの解釈は個人の感覚や思想に左右されるので、ポジティブな側面だけのキラキラした言葉たちに無性に惹かれてしまうのも、また怖く思えてしまうのも無理はありません。

そんな時、どちらの世界も同じように見られる私の目を通せば、もっと多くの人が理解しやすいカタチで伝えられるのではないかと気がつきました。このリーベルショップで彩る言葉やアートと共に、私にとってのスピリチュアルを通して、誰かの新しい可能性が広がるきっかけになれば幸いです。ここにあるひとつひとつがあなたの健康に寄り添う癒しの”一粒”になることを願って。

スピリチュアルは生活そのもの

自分らしく生きるためにどうやって自己実現をすればいいのか。現在地も道のりも目的も違うおひとりおひとりの個性に合わせて、自己実現のための癒し、改善、アドバイスをさせていただくことを仕事にしています。

私にとって、ヒーリングは子供の頃から身近にあったものです。幼少から虚弱体質だった私には、手から出るヒーリングエネルギーを使い、自分や周りの人の心身ケアをする癒しの活動が日常の一部でした。希望を感じられず自信を失っていた16歳の時、それまでのいろいろな苦しみの経験が活かされたおかげで「死ぬその時まで生きる」という人生の目的が自分の中から沸き起こってくるのを感じました。

そして同時に、全く根拠がないにも関わらず、40歳になった自分が行いたい仕事をしている姿のイメージが浮かんできました。この漠然とした希望を見出したことで、いつか死ぬときまで自分らしく生きたいと考えるようになりました。

結婚、出産し、家族が増え家庭生活を営む中で、30歳を過ぎ、自分の使命を達成する仕事は何か、どうすれば自分がこの人生で果たそうと決めた仕事ができるのかと模索していました。その中で、自分の喜びが「魂の輝く瞬間に出会う」ことだと気づきました。魂の輝きとは、自分の喜びや自分の存在する意味を理解できた時に、内側から放たれる「生きる力」のことです。

そして、子供の頃から自分に起きている出来事の意味を知るために人生の流れを意識して生きてきた特性と、ヒーリングをはじめとするすべての経験を使って、自分にとって当たり前のことを仕事としてもいいのだ、と覚悟ができたのでした。

その時の自分への許し、内部からの喜びは、今でも忘れることができません。

私にとって、ヒーリングを活用しスピリチュアルな観点からのサポートを仕事にすることは、とても自然なことであると同時に、独自の経験を活かすことができる喜びです。私は、困難や危機を通じて、自分が自分で在ろうとする意志が強くなるという経験をしてきました。

困難の時期、苦しみながらも、懸命に生きようと足掻く。自らの生命力を削っているように思う苦しみの時期が、実は最も生命力が強く出ている時期であったという結論にも至りました。

これらから、苦しみや痛みを経験する度、自分に向かい合って成長してきた結果、今の幸せがあるのだと自信を持って伝えることができるのです。これまでのたくさんの出会いが私の成長を導いてくれ、自己理解を深め、向上するきっかけを与えてくれました。癒しの技術との出会いがあるたびに自分の癒しが進み、自分の愛と喜びを信じることができ、一瞬一瞬が充実してきました。

私は「スピリチュアルは生活そのもの」という信念を子供の時から持っています。

癒し(ヒーリング)、精神的世界や霊的(スピリチュアル)な自分の内面を感じることは、けして特別なことではありません。なぜなら、私達は気持ちが充実したり、喜びに満ちていたり、感謝や慈しみの心を感じる日々があって初めて豊かで幸せに生きていると実感できるからです。それは、その人にとっての愛と自由と豊かさの実現であると思います。

私は今、死ぬまで幸せに生き、その瞬間まで自己実現を目指すことを人生の目的としています。今後も自分らしく楽しみ、気持ちよくお仕事ができるように日々の生活を大切にしながら過ごしていきたいと願っています。

それが最も私らしい社会貢献であり、人生の目的を満たすのだと信じて。